2018-11-29 第197回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
「もんじゅ」の燃料取り出し作業につきましては、本年八月三十日から作業を開始しまして、昨日二十八日までの時点で五十一体の使用済み燃料を炉外燃料貯蔵槽から燃料池へ移送しているものと承知をしております。 これまで、細かなふぐあいはありましたものの、これらに対処しつつ、安全上の大きなトラブルはありませんで、作業はおおむね着実に進んでいるものと認識をしております。
「もんじゅ」の燃料取り出し作業につきましては、本年八月三十日から作業を開始しまして、昨日二十八日までの時点で五十一体の使用済み燃料を炉外燃料貯蔵槽から燃料池へ移送しているものと承知をしております。 これまで、細かなふぐあいはありましたものの、これらに対処しつつ、安全上の大きなトラブルはありませんで、作業はおおむね着実に進んでいるものと認識をしております。
まず更田委員長に伺いますが、八月三十日に燃料貯蔵槽からの使用済み核燃料の取り出しが始まったと承知をしておりますけれども、ここまでの「もんじゅ」のこの燃料抜取りを含めた作業の進捗状況をどのように捉えていらっしゃるのか、また、課題はどういった課題が見えてきているか、所見をお伺いいたしたいと思います。
それから、一時的に、中間的に燃料を貯蔵しております炉外燃料貯蔵槽というのがございます。ここに百六十体の燃料。五百三十体がございますので、これらを燃料池に移す作業を最優先に実施し、二〇二二年度にはその作業を完了させる予定としてございます。
先ほど委員長から説明がありましたように、まず最初に、全ての燃料を炉心から使用済み燃料貯蔵槽に搬出する工程を速やかに実施する必要があると考えております。 規制委員会としての取り組みですが、先ほど御紹介しましたように、もんじゅ廃止措置安全監視チーム、私もメンバーになっておりますが、そちらを廃止措置計画の前から実施しておりまして、工程が円滑に進むよう指導しているところでございます。
フランスの高速増殖炉スーパーフェニックスでございますが、先ほどお話にありましたとおりのことでございますが、一九八五年に臨界を達成いたしまして一九八六年に全出力運転を達成した後、一九八七年には使用済み燃料貯蔵槽のナトリウムの漏えいの修理あるいはその対策等のための運転停止状態にございました。
フランスの高速増殖実証炉スーパーフェニックスの現状につきましては、一九八六年に全出力運転を達成いたしました後、今先生御指摘のございましたとおり、一九八七年に使用済み燃料貯蔵槽のナトリウム漏えいにより、その修理対策等のため運転停止状態にございましたが、昨年、一九八九年一月に運転が許可されまして、四月に送電網に連結され、六月に全出力運転を達成してございます。